
Vol.16 「CMYK」で色を表現するの!の巻〜
印刷の基本、「CMYK」を実験で確かめるナレクマちゃんのお話。

印刷物の多くは、
シアン・マゼンタ・イエロー・黒(CMYK)の
インキを順番に重ねていくことで、
さまざまな色を表現しているの。
黄色と青で緑、黄色と赤でオレンジ…
絵の具で遊んだあの感覚が、
実は印刷の世界でも不可欠な「色の三原色」なの!
一方で、パソコンやスマホの画面は「光の三原色(RGB)」。
光で色を表現するから鮮やかに見えるの。
「モニターではキレイなのに、印刷するとちょっとくすむ…」
そんな経験がある人もいるはず。
データや画像を準備するプロと、
印刷技術のプロたちが、
色味や機械を調整しながら理想の仕上がりを追求するの!
とはいえ、
重ねるほど黒に近づく色の三原色で
鮮やかな色を出すことには限界も。
そんな時に登場するのが特色インキ。
蛍光・金・銀・白といったインキを組み合わせると
CMYKを超えた色を表現できるの!
さらに、RGBの領域まで再現できる最新の印刷機も!
印刷の世界は奥が深いの。



