COLUMN事例紹介/コラム

大学ホームページ制作のコツ!受験生に選ばれる大学になるための基本がすべて分かる

  • 2026年7月17日 (更新:2026年7月21日)
  • Webサイト

この記事でわかること

「大学ホームページのリニューアルを任されたけれど、何から手を付ければいいか、どうすれば受験生に選ばれるサイトになるのかわからない」そんな方に向けて。

  • 受験生に「刺さる」サイトと「響かない」サイトの決定的な違い
  • 成果(志願者増)を出すためのホームページ制作・リニューアル8つの要点
  • リニューアルにかかる費用相場とプロジェクトを円滑に進める制作プロセス
  • 失敗しない制作会社の選び方の基準と公開後の効果測定・運用方法

「受験者数が伸び悩んでいる」「ホームページのアクセスはあるのに、オープンキャンパスの申し込みにつながらない」と、頭を抱えている大学の広報担当者の方は多いのではないでしょうか。目まぐるしく変化する世代の受験生に対して、旧来のやり方のまま魅力を伝えるのは非常に難しいものです。

本記事では、受験生に「選ばれる大学」になるためのホームページ制作のコツを分かりやすく徹底解説します。

目次

  1. 都留文科大学の制作事例から見る、受験生に刺さる大学ホームページ制作・リニューアル 8つのポイント
  2. 受験生に「刺さる」大学ホームページと「響かない」サイトの違いは?
  3. 大学ホームページを制作・リニューアルする目的や役割・メリットは?
  4. 大学ホームページ制作・リニューアルにおけるデメリットと解決策は?
  5. 大学ホームページ制作・リニューアルの流れ・公開時期目安
  6. 大学ホームページ制作の費用は?
  7. 大学ホームページ制作後の効果測定と運用方法は?
  8. 大学ホームページ制作における注意点(よくある失敗)とは?
  9. 大学ホームページ制作に強い制作会社を選ぶ3つの基準とは?
  10. 大学ホームページ制作の成功事例は?
  11. まとめ:受験生に選ばれる大学ホームページ制作とは
  12. 大学ホームページの制作・リニューアルは石川県のナレッジクライマー(能登印刷)にお任せください

都留文科大学の制作事例から見る、受験生に刺さる大学ホームページ制作・リニューアル 8つのポイント


弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)では、都留文科大学様のホームページリニューアルをさせていただきました。その事例をもとに、受験生に刺さるホームページ制作・リニューアルのポイントをご紹介します。

①「スマホファースト」で洗練されたUI/UX(デザインと操作性)

都留文科大学さまWebサイト

こども家庭庁の令和7年度版青少年のインターネット利用環境実態調査によると、高校生が情報収集する際はスマートフォンが97.9%です。
PCでの見え方を中心に設計されたサイトは、スマホで見ると「文字が小さい」「ボタンが押しづらい」といったストレスを与え、即座に離脱されてしまいます。

単にレスポンシブ対応(画面サイズに合わせた自動調整)にするだけでなく、「親指1本でスムーズに操作できるか」「直感的にメニューを開けるか」といったスマホ視点でのUI/UXの設計が不可欠です。

都留文科大学のホームページでは、スマホで開いた場合は右上にハンバーガーメニューを設け、タップするとメニュー一覧が開きます。片手でもメニューが開きやすい画面設計となっています。

「情報設計(ナビゲーション)」の最適化

大学のサイトには、在学生向け、保護者向け、地域・企業向け、研究者向けなど、非常に多くのステークホルダーに向けた情報が混在しています。

都留文科大学では、多くの大学ホームページで採用されている「在学生の方へ」「受験生の方へ」「保護者の方へ」「地域・企業の方へ」などの対象者別メニューをあえて廃止しました。「受験生の方へ」と「入試情報」のメニューの中身はほとんどが同じページのことが多く、たまに「受験生の方へ」の中に「学生生活」のメニュー内のページが含まれていたりと、逆に受験生が「入試情報」、「学生生活」、「受験生の方へ」のどのメニューを見ればいいのか迷ってしまうからです。

弊社で作成する大学のWebサイトは、このようなミスリードや導線の迷いをなくすため、あえて対象者別メニューを廃止して情報の入り口をひとつにしています。受験生はいずれにせよ「入試情報」をクリックしますし、学生生活のことが知りたければ「学生生活」、地域の方は「地域連携」、企業の方は「就職・キャリア支援」や「研究」をクリックするからです。

都留文科大学の場合は、内容別メニューには入れにくい「卒業生の方へ」メニューのみを残してシンプルにしています。このように、受験生が迷子にならないよう、直感的にアクセスできる導線を整え、必要とする情報(入試情報、学部紹介、キャンパスライフなど)を整理したナビゲーション設計を心掛けています。

リニューアル前

リニューアル後

在学生・教授の「生の声」を活用した、独自のリアルな魅力発信

パンフレットに載っているような綺麗事ばかりのテキストよりも、いまの受験生が求めているのは「リアリティ」です。

・在学生が語る「この大学を選んだ理由」や「普段の学生生活」
・教授が熱量を持って語る「研究テーマの面白さ」や「授業の雰囲気」

これらをインタビュー記事や動画を交えて発信することで、テキストだけでは伝わらない大学独自の「空気感」をリアルに伝えます。

都留文科大学のホームページでは、トップページに「ツルブンを選んだ理由」というコンテンツを掲載しています。在学生・卒業生の「学びたいことがすべて学べる学科があった!」「一番の夢だった留学へ行くため」「教員だった祖父と担任の先生に勧められて」といった生の声を学科ごとに掲載し、受験生が大学を選ぶ際に参考になるページとして設置しています。

都留文科大学様 「ツルブンを選んだ理由」
https://www.tsuru.ac.jp/interview/

また、「授業紹介」のページでは、各授業の教授のコメントや「この講義を履修した先輩の声」を、写真とともに掲載しています。各学科の授業の風景が手に取るように分かるページとなっています。

都留文科大学様 学校教育学科「授業紹介」ページ
https://www.tsuru.ac.jp/faculty/liberal-arts/teacher-education/class/

将来の不安を解消する「キャリア・就職実績」の具体的な可視化

受験生本人だけでなく、その保護者が最も重視するポイントの一つが「卒業後の進路」です。

単に「高い就職実績!」と謳うだけでなく、「どんな企業に、何人が、どのようなステップで就職したのか」をデータやグラフで具体的に可視化しましょう。さらに、キャリアセンターによるサポート体制や、OBOGの活躍を具体的に見せることで、入学後の未来に対する安心感を提供します。

都留文科大学では、「就職・キャリア支援」のメニュー内で、「公務員就職率」や「就職決定率」を数字で見せているほか、キャリア支援の特徴、キャリアサポーター制度についてや就職体験レポート、卒業後の進路のデータなどを細かく掲載しています。

また、「学部・学科・大学院」内の「学部学科比較ガイド」では、卒業後の進路を学部ごとにグラフで表しています。

学内情報を整理し、サイト全体の「トーン&マナー」を統一する

大学サイトにありがちなのが、学部や学科ごとに更新担当者が異なるため、ページごとにデザインや文章のトーン&マナー(世界観や表記ルール)がバラバラになってしまう現象です。

大学が発信したいブランドイメージに合わせ、カラー、フォント、使用する写真のテイスト、語尾(「~です・ます」調の統一など)をルール化し、統一させました。サイト全体で「一つの大学としてのブランド」を体現できるようになりました。

都留文科大学ではWordPressというCMSを使用し、イメージを統一させるためにあらかじめテンプレートや部品などを作成しました。見出しやフォントなどはそのテンプレートから選ぶ形にし、更新担当者やページによってデザインが変わることがないようにしています。

⑥入試情報ページに大学独自の入試のポイントをまとめる

都留文科大学様の入試は、実は公立大学の中では珍しく中期日程があることや、多様な入試制度があること、3科目から受験できるなどの特徴があります。これらの特徴をより多くの受験生に知ってもらうため、入試情報の第二階層ページにポイントとしてまとめました。

こうすることで、受験生が「この大学は3科目で受験できるんだ!」と一目で分かるため、出願数増加につながります。もし、大学に特徴的な入試制度や入試のポイントがある場合は、「入試情報」ページに分かりやすく掲載しましょう。

また、たくさんある入試区分の中からどの入試を受けようか悩んだ人のために、「入試のえらびかたガイド」というコンテンツも追加しています。

都留文科大学様 「入試情報」ページ
https://www.tsuru.ac.jp/admission/

「入試のえらびかたガイド」
https://www.tsuru.ac.jp/admission/exam-guide/

受験生専用サイト(特設サイト)を制作する

受験生に向けて極めて有効なアプローチとなるのが、公式ホームページとは別に「受験生専用サイト(受験生応援サイト)」を独立して制作することです。

ターゲットを受験生(およびその保護者)のみに絞り込むことで、デザイン、言葉遣い、コンテンツのすべてを100%「高校生目線」に特化させることができます。入試情報やオープンキャンパス情報、キャンパスライフの紹介といった必要不可欠なメニューへ迷わずにアクセスできる環境を整えることで、大学の魅力をストレートに伝え、資料請求などのコンバージョン率を高めることが可能になります。

都留文科大学でも、独立した「入試特設サイト」を制作。大学公式サイト内の情報から受験生が特に知りたいであろう情報をピックアップしたポータルサイトの形とし、より親しみやすいポップなデザインに仕上げました。

都留文科大学 様 入試特設サイト

受験生が興味をひくイメージ動画をあわせて制作する

現代の高校生は、テキストを読むことよりも、視覚的な動画コンテンツから直感的に情報を得ることに慣れ親しんでいる世代です。そのため、一瞬で心を掴む「動画コンテンツ」の配置は、受験生の興味のトリガーとして力を発揮します。

ホームページを開いて最初に見るファーストビューや、特設サイトの目立つ位置に、キャンパスの空気感が伝わる「イメージ動画(プロモーション動画やショート動画)」を配置しましょう。楽しそうに談笑する学生たちの様子、活気あふれる講義の一幕、美しいキャンパスの風景などをテンポ良く切り取ることで、文字や静止画だけでは表現しきれない大学のリアルな魅力を瞬時に届けることができ、サイトをさらに読み進めてもらうための動線となります。

都留文科大学様のWebサイトリニューアルと合わせて、トップページで再生される動画の制作を撮影からお手伝いさせていただきました。一番目に入るトップのメインビジュアルでは、受験生の興味をひく、学生生活を垣間見れるような動画を挿入しました。

Studyplusトレンド研究所(※1)によると、大学を知るきっかけになるのは、学校・塾・家族経由がダントツで、デジタル関係だとYoutubeでの発信が重要な要素を占めるそうです。作成した動画をYouTubeで発信することも、受験生に大学を周知させる効果的な方法といえます。

受験生に「刺さる」大学ホームページと「響かない」サイトの違いは?


受験生に選ばれるサイトと、そうではないサイトの間には、決定的なアプローチの違いがあります。一言で言えば、「主語が大学側か、それとも受験生側か」という点です。

項目 響かないサイト(大学本位) 刺さるサイト(受験生本位)
情報の軸 大学側の「伝えたいこと」の羅列 受験生の「知りたいこと(目的別)」に最適化
言葉遣い 専門用語や難しい学術表現が多い 高校生が日常的に使う、平易で親しみやすい言葉
ビジュアル 建物の外観写真や、硬い表情の集合写真 楽しそうな学生の表情、活気ある授業のリアルな写真・動画
操作性 どこに何があるか分からず、クリック数が多い 3クリック以内で求めている情報にたどり着ける設計
コンテンツ 沿革や組織図など、学内向けの情報が目立つ 講義体験、先輩の一日、学食メニューなど興味を惹くコンテンツ

響かないサイトは、大学側の視点になって作られており、「専門用語や難しい学術表現が多い」「どこに何があるのかわかりづらい」などの特徴があります。受験生の立場に立って、大学生活をぱっとイメージできるようなコンテンツ、デザイン、写真、言葉をサイト内に散りばめましょう。「自分がこの大学に入ったら、どんな4年間を過ごせるだろう?」というワクワク感を喚起できるかどうかが分岐点となります。

大学ホームページを制作・リニューアルする目的や役割・メリットは?


大学ホームページのリニューアルは、単に「見た目を綺麗にする」ことだけが目的ではありません。

・大学の「独自の強み」を再定義し、他校との差別化ができる

リニューアルの過程で、自学の強みやアピールポイントを改めて整理することになります。

Studyplusトレンド研究所(※1)によると、大学に興味を持ったきっかけは学部が80.8%とトップ、偏差値、立地、キャンパスの雰囲気と続きます。これらの情報をホームページにしっかりと盛り込みながら、他校にはない独自のカリキュラムや研究、地域貢献活動などを際立たせることで、ブランドポジションを確立できます。

・受験生に入学後の「キャンパスライフ」をリアルにイメージさせ、志望度を高める

講義やサークル活動、放課後の様子などを紹介することで、受験生は「自分がそこで学ぶ姿」を具体的にイメージできるようになり、第一志望としての熱量を高めることができます。

・保護者や進路指導教諭が求める「安心感・信頼感」を獲得できる

進路選択において影響力を持つ保護者や高校の先生は、資格取得支援、就職率、学費・奨学金制度、安全管理体制などの「確かな数字と制度」をチェックしています。これらの情報を分かりやすく網羅することで、社会的な信頼度を向上させます。

・オープンキャンパス参加や資料請求、最終的な「志願者数」の増加に直結する

最適化された導線設計により、サイトに訪れた受験生をスムーズにイベント予約やパンフレット請求へ導き、最終的な出願・受験者数の最大化に貢献します。

・入学後の「イメージのミスマッチ」を防ぎ、中途退学者を減らす

良い部分だけを誇張するのではなく、実際の授業の厳しさや学べる内容を正しく伝えることで、「思っていたのと違った」という入学後のミスマッチを解消し、中途退学率の低下につなげます。

・バラバラだった学内の情報を整理し、発信・運用の効率化(コスト削減)ができる

各部署で個別に管理されていたコンテンツを統合し、無駄な重複や古い情報を一掃。管理しやすいシステムを構築することで、職員の作業工数を削減し、運用コストの適正化を図ります。

大学ホームページ制作・リニューアルにおけるデメリットと解決策は?


・学内の意見調整に時間がかかる

大学には多くの学部、学科、研究室があり、それぞれの代表者から「うちの学科をもっと目立たせてほしい」「この情報をトップに置いてほしい」といった要望が噴出し、議論が紛糾しがちです。

【解決策】

広報部門がプロジェクトの主導権(意思決定権)をしっかりと握り、「このサイトは『誰のためのものか」というコンセプトを明確にして学内に周知しましょう。ターゲット層にとっての優先順位を基準にルールを敷くことで、議論が合意的に、スムーズに進むようになります。

・情報のアップデートや管理が煩雑になる

ホームページ公開後、日々発生する入試情報の更新やイベント告知、ニュースの掲載などの運用が追いつかず、サイトが「放置状態」になってしまうケースがあります。

【解決策】

直感的に操作でき、専門知識がない職員でも更新が可能な「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」を導入します。同時に、全学共通の「更新ガイドライン」や「役割分担(どの情報は誰が更新するか)」のルールを仕組み化し、属人化を防ぎましょう。

大学ホームページ制作・リニューアルの流れ・公開時期目安


ホームページ制作は、一般的に以下のような流れで進められます。公開までには約6ヶ月~1年程度の期間を見込んでおくのが一般的です。

1. 企画・要件定義】(約12ヶ月)
現状分析(競合調査、アクセス解析)、ターゲット設定、コンセプト策定

 

2. 構成・情報設計(ワイヤーフレーム作成)】(約12ヶ月)
サイトマップの構築、各ページのレイアウト(骨組み)の決定

 

3. デザイン制作】(約12ヶ月)
トップページおよび下層ページのデザイン作成、写真・動画の撮影や素材収集

 

4. コーディング・システム開発】(約23ヶ月)
HTML/CSSの実装、WordPressなどのCMS構築、レスポンシブ(スマホ)対応

 

5. テスト・データ移行】(約2ヶ月~)
旧サイトからの記事データ等の移行、リンク切れや表示崩れのチェック

 

6. 公開・運用スタート】
サイト公開、操作説明会実施、アクセス解析による効果測定、定期的なコンテンツ更新

マイナビ進学総合研究所(※2)のデータによると、認知時期が3年生の4~6月に集中していることがわかります。そのため、公開するのは3月末に設定する大学が多いです。もしくは、オープンキャンパス前に入試特設サイトを整えてもいいでしょう。

大学ホームページ制作の費用は?


制作費用は、サイトの規模(ページ数)や搭載するシステム、撮影の有無などによって大きく変動します。

・小規模/特設サイト型(10~20ページ):150万~300万円
特定の学部のみの独立サイトや、入試特設サイトなどを新規で制作する場合。

・中規模/標準的なリニューアル(3080ページ):300万~600万円
全学の主要な情報を網羅し、使いやすいCMSを導入。スマートフォン対応や動的コンテンツもしっかり実装する場合。

・大規模/フルリニューアル(100ページ以上~):600万~1,200万円以上
元のサイトのページ数が多い場合や、複数学部・大学院・研究室サイトの一括統合、大規模なシステム構築、独自動画や写真撮影、ブランド構築からトータルで行う場合など

大学ホームページ制作後の効果測定と運用方法は?


ホームページは「作って終わり」ではありません。公開後の効果測定(アクセス解析)を繰り返し、改善を続ける(PDCAを回す)ことが、選ばれる大学であり続けるための条件です。

Google Analytics 4GA4)を活用した数値の可視化

単に「何回見られたか(PV数)」だけでなく、「どのページから受験生サイトに入ってきたか」「資料請求ボタンはどのくらいクリックされたか(CVR:コンバージョン率)」などの行動データを追跡します。

Looker Studioなどを利用した定期レポート化

複雑なデータをダッシュボードで分かりやすくグラフ化し、学内での報告や意思決定をスピーディーに行える環境を整えます。

・定期的なユーザーテスト(受験生や在学生の声を聞く)

在学生に実際にスマホで使ってもらい、「使いづらい点はないか」「欲しい情報がすぐに見つかるか」といったリアルなフィードバックを得て、デザインや導線を細かく微調整していきます。

アクセス解析やレポートの作成は、担当したWeb制作会社に依頼するのもいいでしょう。どのページがみられているか、どう修正していけばいいか等を詳しく解説してくれるため、相談することをおすすめします。

大学ホームページ制作における注意点(よくある失敗)とは?


・学内の意見を詰め込みすぎて「誰向けか分からない」サイトになる

各学部の教授や事務局の意見をすべて等価に扱って反映させた結果、トップページに重要度の低いニュースやバナーが乱立し、受験生にとって分かりづらいサイトになってしまうケースです。

大学ホームページの最優先ターゲットは「受験生(およびその保護者)」であることを忘れず、ターゲットにとって不要な情報は思い切って階層の奥深くに配置する勇気が必要です。

・デザインの「おしゃれさ」だけで決めてしまう

トレンドの最先端を行くような、アニメーションを多用したスタイリッシュなデザインにしたものの、「読み込みが遅い」「文字が薄くて読めない」「メニューの場所が分からない」といった本末転倒な事態が起きることがあります。

デザインの美しさはブランドイメージ向上に貢献しますが、それは「使いやすさ(アクセシビリティ・UX)」という土台があってこそ成り立つものです。

大学ホームページ制作に強い制作会社を選ぶ3つの基準とは?


・大学や教育機関の制作実績が豊富であり、かつ大学案内やパンフレット制作も担えること

大学特有の複雑な組織構造や、入試スケジュールに伴う更新サイクル、合格発表日のアクセス集中に伴う対策法などを理解している会社であれば、要件定義がスムーズに進み、的確な提案が期待できます。

そしてもう一つ、非常に重要な選定基準となるのが、Webサイトだけでなく「大学案内」や「広報パンフレット」といった紙媒体の制作実績も豊富で、一括して任せられる会社であるかという点です。

ホームページと紙媒体を同じ制作会社に依頼することには、以下のような極めて大きなメリットがあります。

  • トーン&マナー(世界観)のブレを防ぎ、ブランドを統一できる

  • 素材や取材コンテンツを「マルチユース(二次利用)」できる

  • 広報担当者の窓口を一本化でき、手間を省ける

「ホームページ」と「大学案内(紙)」は、どちらも受験生が意思決定をするための重要なタッチポイントです。これらを分断させず、トータルでクロスメディア(複合媒体)展開できるノウハウを持ったパートナーを選ぶことこそ、リニューアルを成功させる最大の秘訣です。

神戸大学大学案内

弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)では、大学案内も多くお手伝いさせていただいております。

・マーケティング視点(情報設計・SEO・分析力)を持っていること

「見た目を作る」デザイナーだけでなく、受験生の検索行動やサイト内回遊を分析し、「志願者増というゴールから逆算して設計できる」マーケターやプランナーが在籍している会社を選びましょう。

・公開後の運用・保守、セキュリティ対策のサポート体制が整っていること

大学サイトは個人情報(資料請求者のデータなど)を扱うため、高度なセキュリティ対策が求められます。また、トラブル発生時の迅速な対応や、日常的な更新作業をサポートしてくれる「伴走型」の体制があるかがポイントです。

大学ホームページ制作の成功事例は?


1.金沢大学 様


金沢大学HP

長年、弊社・能登印刷でお手伝いさせていただいている金沢大学 様の、2015年春にリニューアルした公式Webサイトを2023年春に再リニューアルさせていただきました。

大学のWebサイトはページ数が多く、ユーザーも受験生や在学生、研究者や企業など多岐にわたるため、情報が複雑で整理しにくいという課題がありました。そこで、アクセス解析の情報をもとにしてページ構成を刷新し、様々なユーザーにわかりやすいサイトを制作しました。

Web分析をすることでエビデンスに基づいた改善をすることができ、目的の情報にたどり着きやすくなったと好評をいただきました。

⬇︎金沢大学 様 Webサイト
https://www.kanazawa-u.ac.jp/

⬇︎本事例の制作実績ページはこちら!

金沢大学 様 Webサイトリニューアル

2.富山大学 様


富山大学 様のWebサイトを制作させていただきました。複雑なページ構成を見直したほか、バラバラだった学部学科ページを統一し、「学部選びガイド」ページを作成。受験生がそれぞれの学科への理解を深めやすく、選びやすいホームページに仕上げています。

富山大学附属図書館のWebサイトでは、本を簡単に探せるようにトップに書籍の検索機能を搭載。また、附属図書館は「中央図書館」「医薬学図書館」「芸術文化図書館」の三つありますが、トップにそれぞれの図書館の開館時間を表示することで、来館する学生がいつ図書館が開いているかがより分かりやすいサイトに仕上げました。

⬇︎富山大学 様 Webサイト
https://www.u-toyama.ac.jp/

⬇︎本事例の制作実績ページはこちら!

富山大学 様 WEBサイト

富山大学附属図書館

3.福井大学 様


福井大学 様のWebサイトを制作させていただきました。公式サイトだけではなく、受験生サイトやオープンキャンパスサイト、各機関サイトなど、非常に多くのサイトを制作させていただいています。また、5学部すべての学部サイトも制作いたしました。

福井大学附属図書館のホームページでは、富山大学と同様に書籍の検索機能を搭載し、ヘッダーとトップにそれぞれの図書館の開館時間・開館カレンダーへのリンクボタンを表示しました。また、当サイトのグループ学習室利用状況ページにて、空室かどうかも見ることができます。

福井大学図書館様Webサイト

⬇︎福井大学 様 Webサイト
https://www.u-fukui.ac.jp/

⬇︎福井大学様各機関の制作実績はこちらから

福井大学 総合教職開発本部 様 Webサイト

福井大学図書館 様 WEBサイト

福井大学ライフサイエンスイノベーションセンター

そのほかの大学ホームページ制作事例はこちらからご覧ください⬇︎

まとめ:受験生に選ばれる大学ホームページ制作とは


少子化が一段と加速するこれからの時代、大学ホームページは単なる「学校案内パンフレットのWeb版」ではありません。受験生が「この大学で、自分はどんな成長ができるのか」を追体験し、未来を描くための「体験の場」です。

スマホでの操作性を突き詰めること、受験生目線で情報を整理し、導線を作ること、在学生や教員のリアルな姿を見せること。この3つの基本を徹底することで、確実に受験生の心を掴み、「選ばれる大学」への第一歩を踏み出すことができます。

出典情報

※1 Studyplusトレンド研究所(https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20240305
※2 マイナビ進学総合研究所 P.39(https://souken.shingaku.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/06/2026_trend_1.1.pdf

大学ホームページの制作・リニューアルは石川県のナレッジクライマー(能登印刷)にお任せください


「リニューアルを考えているがどこから手を付ければいいか分からない」「学内の意見がまとまらず、プロジェクトが進まない」「受験者数アップに直結する、効果的なサイトを作りたい」このようなお悩みをお持ちの大学広報の方は、ぜひ弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)にご相談ください。

弊社では、大学ホームページをはじめとする教育機関のWebサイト制作において豊富な実績を培ってきました。単なるデザイン制作にとどまらず、貴校独自の「強み」の掘り起こしから、ターゲットの行動分析に基づいたUI/UX設計、公開後のCMS運用・効果測定まで、ワンストップでサポートいたします。

北陸エリア(石川・富山・福井)はもちろん、全国の大学様のパートナーとして、未来の志願者を増やす「伝わるWebサイト」をともに創り上げます。まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

▶ 大学のWebサイト制作について詳しくはこちら

▶ お問い合わせ

監修:広報戦略部 ゼネラルマネージャー 愛山 達也

大学卒業後、数多くのメディアを立ち上げるなど、20年以上のキャリアを持った情報発信のプロ。現在、ナレッジクライマー・広報戦略部のゼネラルマネージャーとして、自社及びクライアントの広報マーケティングや戦略採用を従来にない新しい視点で支援・活躍中。

アーカイブ