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ショート動画制作の外注相場は?依頼先別の費用と失敗しない選び方

  • 2026年3月23日
  • 動画

TikTokやYouTubeショート、Instagramのリールなど、縦型の「ショート動画」を活用したプロモーションが企業の大小を問わず当たり前の時代になりました。「自社でも始めたいけれど、自分で作った方がいい?外部に依頼したほうがいい?」「ショート動画の制作費はどれくらいかかるの?」とお悩みの広報・販促担当者様も多いのではないでしょうか。

今回は、ショート動画を外注する際の相場や、依頼先の選び方、自社制作と外注の比較について、詳しく解説します。

⬇︎ショート動画の基礎知識について知りたい方は、下記記事をご参考ください。

ショート動画制作の目的や達成目標は?


ショート動画の制作や外注を検討する前に、まず明確にしておきたいのが「何のために動画を作るのか」という目的です。目的がブレてしまうと、外注先選びや費用対効果の判断を見誤ってしまいます。

企業がショート動画を活用する目的は、大きく分けて「企業全体や自社の製品・サービスのイメージ向上(ブランディング)」と「新規顧客の開拓(認知拡大・集客)」「従業員採用の応募者増加(採用)」の3つに分類されます。それぞれの目的において、どのような状態を目指し、月に何本、どの程度のクオリティの動画を作るべきか、具体的な目安を解説します。

1. 「企業全体や自社の製品・サービスのイメージ向上」が目的の場合

価格競争に巻き込まれず、「この会社にお願いしたい」「このブランドが好きだ」というファンを育てるための運用です。何万回という再生数(バズ)を狙うよりも、ターゲット層に深く刺さる発信が求められ、投稿への「いいね」「シェア」「好意的なコメント」や「保存」といったターゲットからのポジティブな反応(エンゲージメント)が指標になります。

・目指すべきアカウントの数値目標の目安

フォロワー数: 1,000〜3,000人規模。数は多くなくても、自社の理念や製品に共感している「濃いファン」が集まっている状態を目指します。コミュニティマーケティングの観点からも、1,000〜3,000人規模の熱量が高いファン層を形成することが、顧客単価やリピート率の向上に直結しやすいとされています。

エンゲージメント率: 3〜5%以上。特に「保存数」や「シェア」、「好意的なコメント」がコンスタントに付く状態が理想です。視聴者が「後で見返したい」「役に立つ」と感じている証拠となります。

・制作本数とクオリティの目安

制作本数: 月4本〜8本(週1〜2回ペース)。本数よりも1本あたりの質を重視します。

クオリティ: 企業としての信頼感やブランドの世界観を損なわないよう、映像の美しさ、音声の聞き取りやすさ、テロップの洗練さなど、細部にこだわった高いクオリティが必要です。スマートフォンでの簡易撮影ではなく、プロのカメラマンによる一眼レフ撮影や、質の高い照明・音声機材を使用した制作が適しています。

・実際の事例

フォロワーが4000人の雑貨ブランド店のアカウントでは、週に2~3回ペースで、ナレーション付きの商品紹介のショート動画を投稿していました。その時期の新商品や、おすすめ商品を実際に手に取り、使う様子がわかるような動画をおしゃれに見せています。

2. 「新規顧客の開拓」が目的の場合

まだ自社のことを知らない潜在顧客にリーチし、興味を持ってもらい、最終的に来店や問い合わせ、購買へと繋げるための運用です。SNSの「おすすめ(タイムライン)」に乗りやすくする工夫が必要です。

・目指すべきアカウントの数値目標の目安

フォロワー数: 3,000〜5,000人以上をひとつの目標とします。一定のフォロワーを獲得することで、新しい動画を投稿した際の初動の再生数が安定します。

エンゲージメント率: 2〜4%程度。「いいね」の数に加え、動画から「プロフィール画面への遷移率」や、フォローに至った数、そこに設置した「自社サイトのURLクリック数」が着実に伸びている状態が、集客が機能しているサインです。

・制作本数とクオリティの目安

制作本数: 月12本〜18本(週3〜4回ペース)。TikTokやInstagramリールのアルゴリズム上、アカウントの初期評価を高めて「おすすめ」に露出させるには、一定のデータ蓄積が必要です。月に10本以上の投稿は、どの企画がターゲットに刺さるかのA/Bテストを回し、勝ちパターンを見つけるための試行回数としておすすめです。

クオリティ: 映像の美しさよりも「最初の2秒で視聴者の興味を惹きつける企画力」と「テンポの良いカット編集」が最重要視されます。スマートフォンでの撮影でも十分に目的を達成できますが、視聴者が飽きない構成や、次の行動を促す分かりやすい導線を設計するスキルが求められます。

・実際の事例

フォロワーが7000人の工務店では、週に3回ほどのペースでショート動画を投稿し、頻繁に「ルームツアー」や「この空間って何?」「収納と動線の最適解」など、家づくりを実際に行っている人が思わずタップしてしまうような、知りたいと思う情報をコンスタントに投稿していました。

3. 「従業員採用の応募者増加(採用)」が目的の場合

求職者に対して企業のリアルな雰囲気や働きやすさを伝え、応募への心理的ハードルを下げるための運用です。求人媒体だけでは伝わらない社風や社員の人柄を届けることで、入社後のミスマッチを防ぐ効果も期待できます。

・目指すべきアカウントの数値目標の目安

フォロワー数: 500〜1,000人程度でも十分に採用活動として機能します。不特定多数のフォロワーを集めるよりも、就職・転職活動中のターゲット層に確実に届いているかが重要です。

エンゲージメント率: 3〜5%程度。採用動画では「保存数(企業研究として後でゆっくり見返す)」や、プロフィール画面からの「採用サイト・エントリーページへの遷移率」が成功の指標となります。また、実際に説明会に来た求職者に、ショート動画を見ていたかを聞いてみるのもいいですね。

・制作本数とクオリティの目安

制作本数: 月4本〜10本(週1〜2回ペース)。継続的に社内の様子を発信することで、求職者に安心感を与えられます。

クオリティ: 映像の美しさよりも「リアルさ(親近感)」が最も重視されます。作り込まれた過度な演出は逆に「広告感」が出て警戒されることがあるため、スマートフォンで撮影したような、社員の素顔が見える自然な動画が適しています。ただし、インタビュー時の音声の聞き取りやすさや、要点をまとめた見やすいテロップなど、視聴者にストレスを与えない丁寧な編集は必須です。

・実際の事例

TikTokフォロワー1000〜3000人程度の各中小企業(Web系や製造系など業種はさまざま)では、採用のために月8~10本ほどのペースでショート動画を投稿している会社が多く見られました。「社員に聞いてみた」「社員にドッキリを仕掛けてみた」など、社風や雰囲気がリアルに伝わってくる面白い企画がよく見られます。

このように、「イメージ向上」「新規開拓」「採用」では、目指すべき指標も必要な動画の作り方も大きく異なります。自社の現状の課題と照らし合わせ、「今はどちらのフェーズに注力すべきか」を定めておくことで、この後に解説する外注費用の相場や、依頼先選びの基準がより明確になります。

 ※数値は複数の運用代行会社のプランおよびSNSアルゴリズムの特性、実際の企業の投稿数などから算出

 

目標達成後のショート動画の投稿頻度は?

結論からお伝えすると、目標としていたフォロワー数を達成したからといって、ショート動画の投稿を完全にストップしてしまうのはおすすめしません。目標をクリアした後も、発信自体は継続していくべきです。その主な理由は以下の2点にあります。

アルゴリズムからの評価とリーチの低下を防ぐため

SNSのアルゴリズムは、「継続的に発信しているアクティブなアカウント」を優遇する傾向にあります。投稿をピタッと止めてしまうと、せっかく獲得したフォロワーの画面にも動画が表示されにくくなり、アカウント全体のエンゲージメント(反応率)や影響力が急激に落ち込んでしまうリスクがあります。

フォロワー獲得は「ゴール」ではなく「通過点」だから

多くの場合、動画制作の本当の目的は、フォロワーを増やすことそのものではなく、その先の「自社サービスの認知拡大」や「集客」「販売促進」にあるはずです。発信を止めてしまうとユーザーの記憶からも薄れてしまい、本来のビジネス目標から遠ざかってしまいます。

達成後は「数」から「質・目的」へシフトチェンジしよう

とはいえ、これまでと同じハイペースで動画を作り続けるのはリソース的にも負担が大きい場合があります。そこで有効なのが、運用フェーズに合わせて「目的」や「投稿頻度」を見直すことです。

例えば、これまでは「新規フォロワーの獲得」を目的として月間12〜18本を投稿していたとします。目標達成後は、目的を「既存フォロワーのファン化」や「自社サイトへの誘導」へとシフトし、より情報の濃い、質の高い動画を月に4〜8本、無理なく継続できるペースに切り替えるといった戦略が効果的です。

そもそもショート動画は自社で作るべき?外注(代行)すべき?


ショート動画を始める際、最初に直面することが多い問題が「自社で制作するか、プロにショート動画を依頼するか」ですが、目的や予算、社内の体制によって最適解は異なります。それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

ショート動画を自社制作するメリット

自社制作の最大のメリットは「コストを大幅に抑えられること」と「スピード感」です。高価な機材がなくても、スマホ1台あれば撮影から編集、投稿まで完結できます。そのため、社内の日常風景やスタッフのリアルな雰囲気を、即座に発信することが可能です。

また、日々目まぐるしく変わるトレンドに対して、すぐに対応できるのも自社制作ならではの強みです。予算が限られている初期段階や、あえて「手作り感・親近感」を押し出したい場合には有効な選択肢と言えます。

ショート動画を自社制作するデメリット

ショート動画を自社で制作すると、担当者の業務負担が増えてしまうという大きなデメリットがあります。ショート動画は数十秒と短いものの、実際には「リサーチ・企画・台本作成・撮影・編集・投稿・分析」と多くの工程が存在し、月に10本動画を投稿するとなると、月に約50〜60時間の時間を割く必要があります。これらを通常業務と兼任で行うのは至難の業で、リソース不足から「途中で更新が止まってしまう」というケースが散見されます。

また、ノウハウがないまま制作を進めると、どうしても素人感のある動画になってしまい、かえって企業のブランディングに悪影響を与えてしまうリスクもあります。

ショート動画を外注するメリット

プロにショート動画を外注するメリットは、何と言っても「安定したクオリティの高さ」と「トレンドを押さえた戦略的な企画力」です。各SNSのアルゴリズムを熟知したプロが制作・運用することで、視聴者の目に留まりやすくなり、結果的に集客や採用、認知拡大といった本来の目的を最短距離で達成しやすくなります。さらに、丸投げできるプランなどを選べば、社内リソースを一切圧迫しない点も大きな魅力です。

ショート動画を外注するデメリット

デメリットは、当然ながら「外注費用が発生すること」です。依頼するのが企画のみか、撮影・編集も含むか、運用まで丸ごとかによって金額は大きく変動するため、自社の予算に合ったプランを見極める必要があります。また、自社のブランドイメージやターゲット層を外部チームに深く理解してもらうためのコミュニケーションコストも、初期段階では避けられません。

さらに、制作の全工程を任せきりにすることで、自社に「何が伸びるのか」という実践的なノウハウが蓄積されず、将来的な内製化が難しくなるリスクもあります。加えて、外部とのやり取りにはどうしてもタイムラグが生じるため、SNS特有の激しいトレンド変化に対してリアルタイムに反応し、鮮度の高い発信を行うことが難しくなる点にも注意が必要です。

自社制作の限界とショート動画運用の難しさ

ショート動画は1本バズれば終わりではありません。継続的な投稿と、データに基づいた改善(PDCA)が必要です。トレンドの移り変わりが非常に激しいため、専任の担当者がいない中小企業では、途中でネタが尽きたり、更新がストップしてしまったりと、自社運用に限界を感じてショート動画の運用代行に切り替えるケースが散見されます。

【依頼先別】ショート動画制作・外注の費用相場


いざ外部に依頼を検討する際、一番気になるのがショート動画の依頼相場です。依頼先や、どこまでの業務を任せるかによって費用は大きく変動します。

自社制作でかかる費用

外部への支払いは発生しませんが、担当者の「人件費」がかかります。また、より本格的に行う場合は、照明機材やマイク、有料の動画編集ソフトなどの初期投資(数万円〜十数万円)が必要になります。

フリーランスへ依頼する費用相場

クラウドソーシングなどを活用して個人のフリーランスに依頼する場合、1本あたりのショート動画の相場は約5,000円〜20,000円程度と比較的安価です。予算を抑えて本数を量産したい場合に向いています。

フリーランスへ編集のみ依頼した場合

自社で撮影した素材を渡し、テロップやBGMの挿入といったショート動画の編集相場は1本あたり約3,000円〜10,000円が目安です。

動画制作会社へ依頼する費用相場

企画から撮影、プロの機材を使ったハイクオリティな編集までを動画制作会社に依頼する場合、1本あたりの相場は約3万円〜5万円となります。デザイン力や演出力が高いため、企業の公式PR動画や、採用動画、ブランディング動画など、ブランドイメージを重視したい場合に適しています。

動画制作会社へ編集のみ依頼した場合

制作会社に編集のみを依頼する場合の外注相場は、1本あたり約1万円〜3万円が目安です。フリーランスよりも費用は上がりますが、ディレクターが間に入るため品質が安定し、納期遅れなどのトラブルが少ないのが特徴です。

SNS運用代行会社(マーケティング会社)へ依頼する費用相場

動画を作るだけでなく、アカウントのコンセプト設計から投稿代行、コメント返信、データ分析までを丸ごと任せるショート動画の運用代行の相場は、投稿頻度にもよりますが、月額20万円〜50万円以上が一般的です。本気でSNSからの集客・採用を目指す場合の選択肢となります。

広告代理店に依頼する費用相場

制作したショート動画をTikTok広告やInstagram広告として配信し、大規模なキャンペーンを展開する場合、制作費に加えて広告出稿費(運用手数料)がかかるため、月額50万円〜の予算が必要になります。ハイクオリティな実写撮影やタレント起用を伴う場合は、100万円以上になることも珍しくありません。

ショート動画の制作費を左右するポイント


ショート動画の外注相場に幅があるのは、以下の要素によって作業工数が大きく変わるためです。

動画の企画・構成

「どんな動画を作るか」という台本作成やトレンド調査を外注先に丸投げするか、自社で用意するかで費用は変わります。企画から依頼するとディレクション費用が上乗せになります。

撮影の有無

制作会社のスタッフが現地へ出向いて撮影を行う場合は、撮影費(カメラマンの人件費)や交通費、機材費が発生します。自社でスマホ撮影した素材を渡せば、この費用を丸ごとカットできます。

動画イメージ

編集内容

簡単なカットアップとテロップ付けだけであれば安価ですが、オリジナルアニメーションの作成、高度なエフェクト、専門的なナレーションの収録などが加わると費用は跳ね上がります。

制作本数

月に1本だけ依頼するよりも、「月に10本まとめて依頼する」「半年間の継続契約を結ぶ」といった形にすることで、1本あたりの単価が下がるケースがほとんどです。

月に何本ショート動画を投稿すればいい?

ショート動画で成功するには、週2本を目安に投稿することをおすすめします。なぜなら、視聴者の記憶にとどまらせ、生活に介入するためです。もし、動画を見て「この会社いいな」と思ったとしても、数十秒後には次の動画が流れ、多くの人はその瞬間に忘れてしまいます。週2・3本、2〜3日に一度のペースで定期的に動画を届けることで、視聴者の生活リズムの一部に入り込み、そこでようやく「よく見るあの会社」と認識してもらえるようになります。

また、SNSのアルゴリズムに対しても、投稿頻度は鍵となります。週2本以上の定期投稿は、アルゴリズムからの評価を高め、おすすめフィードへの露出(インプレッション)が安定する傾向にあります。継続的な発信が、『プラットフォームへの貢献度が高い活発なアカウント』と見なされるためです。

SNS運用まで任せるか

動画データを納品して終わりなのか、自社のTikTokアカウントにログインして投稿・分析まで行うのか。運用サポートの有無が、月額費用の大きな差となります。

ショート動画の制作費用を抑える方法


限られた予算の中で成果を出すためには、自社でできることとプロに任せることを明確に分けることを意識しましょう。

「撮影」は自社で、「編集」を外注する

動画制作において、最もコストがかかるのが「撮影」の工程です。プロのカメラマンを派遣してもらうと、人件費に加えて機材費や交通費(出張費)が必ず発生します。自社のスタッフがスマホで撮影した素材を外注先に渡し、テロップ入れ、カット編集、BGMやエフェクトの追加といった編集作業のみをプロに依頼するだけで、制作費用を劇的に抑えつつ、クオリティの高いショート動画に仕上がります。

数本分の動画を1日で「まとめ撮り」する

撮影を外部に依頼する場合でも、自社で行う場合でも、「まとめ撮り」は非常に有効なコスト削減・業務効率化の手法です。1本ずつ別々の日に撮影していると、その都度セッティングの手間や撮影費用(カメラマンの稼働費)がかさんでしまいます。あらかじめ4〜5本、あるいは10本程度の企画・台本を用意しておき、半日〜1日を使って一気に撮影してしまいましょう。外注費用のまとめ割の交渉もしやすくなり、通常業務への負担も最小限に抑えられます。

修正回数を減らすため、事前のすり合わせを徹底する

外注費用が予算をオーバーしてしまうよくある落とし穴が、追加の修正費用です。多くの制作会社やフリーランスは「無料修正は2回まで(3回目以降は追加料金)」といったルールを設けています。「完成した動画を見たら、イメージと全然違った…」という事態を防ぐためには、編集作業に入る前の事前のすり合わせをしっかりと行い、参考動画のURLを共有する、自社のブランドカラーやロゴの扱い方、NGワードなどのルールを事前に明確に伝えておくなど、完成イメージを外注先と共有することが大切です。これにより、無駄な修正のやり取りが減り、結果的にコストダウンと納期の短縮に繋がります。

外注先を選ぶ際の4つのポイント


安さだけで外注先を選んでしまうと、「再生回数は増えたけど、来店や売上に全く繋がらない」という失敗に陥りがちです。以下の4点に注意してパートナーを選びましょう。

ショート動画制作やSNS運用の実績があるか

テレビCMや長尺のYouTube動画が得意な制作会社が、必ずしもショート動画を得意としているとは限りません。縦型動画・ショート動画ならではのテンポ感やトレンドを熟知した実績があるかを確認しましょう。

単なる「動画編集」ではなく「集客・宣伝」の視点があるか

綺麗な動画を作ることと、売れる動画を作ることは別物です。企業の課題(採用強化、店舗集客、認知拡大など)をヒアリングし、マーケティング視点に基づいた企画を提案してくれる会社を選びましょう。

地域の商圏やターゲット層を理解した提案ができるか

特に地域密着型企業や中小企業の場合、「全国でバズる」ことよりも「地元の見込み客に届く」ことの方が大切です。ターゲットとなる地域の特性や商圏を深く理解しているパートナーを選ぶことを意識しましょう。

投稿後のデータ分析と改善(PDCA)まで伴走してくれるか

動画は「作って終わり」ではありません。視聴維持率や離脱ポイントなどのデータを分析し、「次はこう改善しましょう」と二人三脚で伴走してくれる業者が理想的です。

モデルケースで見る、地方工務店が半年でフォロワー1,000人を目指すショート動画運用術


地域密着型企業がショート動画をどう活用すべきか、より具体的なイメージを持っていただくために、「半年間でフォロワーを1,000人に引き上げることを目標とした、Instagramのフォロワーが現在100人の工務店」をモデルケースとして解説します。

半年間で達成するための「月間ノルマ」と役割分担

フォロワー100名の段階では、既存のフォロワーに向けた発信よりも、いかに「まだ自社を知らない新規ユーザー(フォロー外)」の画面に動画を表示させるかが勝負になります。

推奨される月間の投稿本数は「計15本〜20本」です。そのうち、ショート動画(リール)は最低でも「月10本〜12本(週2〜3回)」を継続することが成功の鍵となります。

・ショート動画(月10〜12本):新規顧客へのリーチ(認知拡大)

ショート動画は、フォロワー以外のユーザーの画面(おすすめタブなど)に表示されやすい特性を持っているため、「15秒で見るこだわりのルームツアー」や「○○市での家づくりのポイント」など、視覚的なインパクトや地域性に特化した企画で、まずはアカウントの存在を知ってもらいます。

※画像はイメージです

・フィード・複数枚画像投稿(月5〜8本):信頼の獲得

ショート動画を見てプロフィールを訪れたユーザーに対して、「フォローする理由」を提供します。間取りの解説、気密性や断熱性に関する専門的な知識、素材へのこだわりなどをカタログのように詳しく解説し、プロとしての信頼感を与えます。

・ストーリーズ(できるかぎり毎日):透明性と親近感の醸成

完成した美しい家だけでなく、建築中の現場の様子やスタッフの打ち合わせ風景などをリアルタイムで発信します。高額な買い物だからこそ、作り手の顔が見える透明性が大きな安心感に繋がります。

ショート動画10本を自社制作する場合と外注の場合を比較する

月10本のショート動画をコンスタントに運用する場合、自社の時間を投じるか、会社の予算を投じるかの選択になります。

1. 自社制作の場合:担当者の「時間」を投資する

1本あたりの工数は、企画・撮影・編集・分析を合わせて約5〜6時間が目安です。

月間の総工数:約50〜60時間(月7〜8日分)
課題: チラシ制作、Web制作会社への連絡、営業事務、あるいは営業活動などの多忙な通常業務を抱えながら、月の約3割をSNSに充てられるリソースがあるか

2. 外注の場合:企業の「予算」を投資する

依頼先により、費用とお任せできる範囲が変わります。

依頼先 費用相場(月10本) 特徴
フリーランス 5万〜20万円 コスト重視。ただし企画や指示は自社の担当者が行う必要あり。
SNS運用代行 20万〜50万円 一番の時短。企画から投稿、分析まで丸投げ可能。
動画制作会社 30万〜50万以上 クオリティ重視。ブランディングや広告用に最適。

貴社は自社制作と外注どちらを選びますか?


「社内に動画編集が得意なスタッフがいて、業務の3割以上をSNSに充てられる」という環境であれば、自社制作からスタートするのは素晴らしい選択です。

しかし、「通常業務で手一杯の担当者にこれ以上の負担はかけられない」「プロのノウハウで最短距離の成果を出したい」という場合は、時間とクオリティをお金で買う「外注・代行」が、結果的に最もコストパフォーマンスの良い投資となります。

自社の現在のリソースと、事業の成長スピードを天秤にかけ、最適な選択をしてみてください。

ショート動画(縦型動画)制作·SNS運用代行は石川県の能登印刷にお任せください


弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)では、手軽に魅力を伝えるショート動画制作のお手伝いをさせていただきます。企画・撮影・編集・SNS運用代行まですべてお任せいただけます。

「ショート動画を作ってみたいがノウハウがない」、「ショート動画の運用について詳しく教えて欲しい」といったご要望やお悩みから、しっかりと伴走してサポートさせていただきますので、お気軽にご相談いただければと思います。

石川県に限らず、全国対応可能! お客様に丁寧にヒアリングさせていただきますので、ご興味ございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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